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野々市市「こどもミュージアムAutumn」イベントレポート

こんにちは、金沢リグランディール英会話のZUMAです。

10月17日に開催された「こどもミュージアムAutumn」。

「こどもミュージアム」とは、HUGNETさんがこどもの長期休暇に野々市市で主催しているイベントです。

こども達はいくつかのグループに分けられ、色々な体験をします。主に「音楽」「アート」「プログラミング」「英語」など、様々なジャンルが用意されており、こどもの自由な発想だったり感性を引き出していきます。

長期休暇ならではの、おうちでは出来ないクリエイティブな体験ができる環境を作っております。

いつもは長期休暇に行われる「こどもミュージアム」ですが、冬休みの開催を見送った代替えとして、なんでもない土曜日に開催。

前回は、小学校1・2年生、小学校3・4年生など混じっていましたが今回は1・2年生限定でした。

こどもミュージアムに初めて参加する子たちがたくさん!いろんな方が興味を持ってくれているんだな〜と実感です。

まず行われるのは「朝の会」です。会場にこども達が集まり、注意事項の説明や困ったときに頼ることができるスタッフさんの紹介をします。特に1・2年生には最初に確認をしておくことでスタッフを含め全員が心地よい環境にするためです。

小学校とは違い、誰も知らない環境にぽんっと飛び込むので最初は緊張もあってか堅い様子がみられましたが、中にはお友達を見つけた子や徐々に慣れてきた子もいてすぐに仲良しになっていました。子供のコミュニケーション能力ってすごいですね。

1日、同じチームでずっと過ごすので短時間で仲良くなる子も多くいます。

コロナウイルス感染防止のため、30名を「赤チーム」と「黄色チーム」の2つのグループに分けました。

今回、私が担当したのは「英語deデザイン工房」です。

様々な材料を自由に工作することができ、物づくりをしつつ英語に触れていきます。中には英会話教室に通っていたという子も。小学校でも少しは英語に触れているみたいで、みんな英語に対して積極的な姿勢を見せてくれました。

いきなりアートを作り出しては英語の触れ方がわからなくなるので、最初の20分くらいは英語のレッスンを行いました。

まずは自己紹介。

さすがに1・2年生じゃ自分の名前をいうのも難しいと思ったので、まずは講師やスタッフから自己紹介をし、その後にこども達が自己紹介をする形をとりました。

するとなんと、今の小学生は「My name is …」をあっさり言っちゃうんです。元々知っていたのか、講師たちのマネをするのが上手いのか・・・。

自己紹介に予定していた尺がとても余りました。

まだこども達は緊張している様子なので、みんなの緊張をほぐすために「Touch color game」しました。Touch color gameとは、私が言った(表示した)同じ色を、部屋の中から探しタッチするというゲームです。たくさん色を用意したので難しいかなあと思ったんですが、みんな色の英語なんて楽勝に言うんですね。びっくりしました。

さすが1・2年生。体を動かすことが好きな彼らは大きな声で英語を言いながら走り回っていました。

少し緊張がほぐれたところで、メインのレッスンに入ります。デザイン工房では色々な形や感触に触れることが出来ます。なので、形の単語の練習や「大きい、小さい」といった形容詞の練習もしました。

体も一緒に動かすことで単語とイメージを結び付けていきます。

子供たちにも馴染みのある「ハート」や「スター」などの単語は大きな声で元気よく発話してくれました。他にも「スクエア」や「トライアングル」など少し難しい単語にも挑戦しました。

初めて聞いたこともあって、なかなかうまく言えない場面もありましたが、何回もリピートをすることで徐々に言えるように。子供の耳って本当にいいですよね。

子供の耳の良さは、発音にも影響してきます。聞いた音をそのまま口に出すので、小さいうちから英語を聞いておくことで発音が綺麗になります。

単語の練習を終えると、廃材を使用した工作タイムです。工作タイムでは、何を使ってもOK。何を作ってもOK。完全に自由で子供たちの発想のまま作品を作ります。

子供たちが作品を作っている間、ボクは子供たちに英語で話しかけて回っていました。いきなり英語で質問をしても、ちゃんと反応してくれるんです。英語での返答は、少し難しいようでしたが、首を降ったり頷いたりジェスチャーで教えてくれました。中には、英語で返答してくれる子も。

英語で話しかけていると「これって英語でなんて言うんだろう?」と疑問を持つ子もいました。この疑問を持つことが非常に大切で、英語を吸収しやすい瞬間です。

子供たちが使っている物の英語や感覚や感情などを英語で言ってあげるとマネして発話してくれます。少しでも記憶に残ってるといいなぁ。

子供たちの作品は本当に面白くて個性が出ます。お化け屋敷を作る子や鳥を作る子やお家だったり宝石だったり、様々な作品ができました。

最後はみんなが作ったものを英語で発表してみましたよ。

みんなで円を作り、1人ずつ「I made 〇〇!」と発表していきます。もちろん初めて聞く英語なのでみんな少してこずっていましたが、最後の方になると聴き慣れたのかスラスラ発表してくれました。

面白いことに、あまり作品の被りがなかったんですね。自分が作った作品も英語で言えていました。

これを機会にもっと英語を好きになってくれるといいですね。

次回も楽しみです。